コロナ禍における働き方
2020年初頭に始まった、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に際して、コーポレート危機対策本部からのHSEアラートを通じ、全世界の従業員に注意喚起を行うとともに、従業員とその家族の生命・健康を守り、重要な事業を継続するための方策の検討、推進をしています。具体的な取組みとしては、在宅勤務・スーパーフレックス勤務の活用、感染症予防・衛生対策の強化(社内での3密回避、消毒徹底、毎日の検温、体調不良者の出社禁止、感染対策への意識向上など)、コロナワクチン職域接種の実施、パンデミックにおける事業継続計画のレビューなどを実施しています。また、研修をオンラインで実施することで在宅勤務環境下でも従業員のスキルアップを図る一方、フレキシブルな勤務体系に対応するIT環境の整備などを進めてきました。操業現場においては、職場クラスター発生を防ぐため操業オペレーターと他社員の動線を隔てるなど、感染予防対策を更に強化するための取組みを継続して行っています。
在宅勤務における就業管理、部下管理、健康管理などを盛り込んだ在宅勤務ガイドラインを策定するとともに、「メンタルヘルス研修」や「Well-beingワークショップ」を開催するなど、在宅勤務下で生じ得るメンタル面やコミュニケーションの悩みに対するサポートにも注力しています。