ガバナンスと戦略
ガバナンス
当社の生物多様性保全を含む環境管理に関するガバナンス体制は、サステナビリティ推進体制のガバナンスに記載のとおりです。
戦略
HSE方針
当社は、2003年に「環境安全方針」を発行し、数年おきに内容を見直しの上、更新しています。2025年1月には「HSE方針」として改定し、当社のHSEに関する取組み方針を定めています。HSE担当執行役員はこれらの取組みの責任者として、業務を執行します。詳細はコーポレートサイトの「HSE方針」をご覧ください。
HSEマネジメントシステム
当社の事業活動における「HSE方針」の実行を確実にするため、国際標準であるISO9001、14001及び45001を参照し、IOGPのOMS510に基づいたHSEマネジメントシステム(HSEMS)を導入しています。OMS510は、リーダーシップ、リスク管理、継続的改善を基本原則とし、HSEMSのパフォーマンスと有効性を向上させるための基礎となっています。詳細は「セーフティ」をご覧ください。
環境コミットメント
当社は2022年12月に重要な地球環境課題である、「生物多様性保全」、「水管理」、「廃棄物管理」に関する、基本的な考え方とコミットメントを取締役会の決議により制定し、公表しました。また、2024年には各コミットメントの遵守、推進を一層図ることを目的に、全社的に測定可能な定量目標を策定しています。また、定量目標の詳細については、環境に関する「指標と目標」の項目をご覧ください。
HSE重点目標に基づく全社的な環境管理の推進
当社では、HSEMSの継続的改善を図り全社的なHSE管理を実現するために、コーポレートにおいて毎年HSE重点目標を定めるとともに、HSE重点目標を達成するための活動をまとめた年度計画を策定、実行しています。環境管理に関する取組についてもHSE重点目標、年度計画に落とし込むことで、全社的な環境管理を推進しています。2024年度のHSE重点目標達成状況の詳細については、「2024年度HSE重点目標」をご覧ください。
2025年度の環境管理の重点施策をまとめたHSE重点目標は以下のとおりです。
- 環境関連コミットメントに基づいた、地球環境課題への対応を含む全社的な環境管理の確立と実践
- 全社横断的な社内体制の下、GHG排出削減計画(メタン排出管理を含む)の立案・実施を進めると共に、全社的なGHG排出量削減に関する目標の進捗管理を実施します。
- 自然関連(生物多様性、水)、廃棄物に関する全社的な定量目標の達成状況を測定、評価する仕組みを構築します。